8月は、人の生命の尊さについて、考えさせられる月です。
原爆投下や日航機墜落等の戦争や事故で、過去に多くの方が亡くなられました。
また昨年も、猛暑による熱中症で高齢者を中心に多くの方が亡くなられました。
今年は暑さの中でも節電を行うことにより、東日本大震災での被害に思いを致しています。
520名の死者を出した1985年の日航機墜落事故は、
事故原因が事故調査委員会によって公式発表されていますが、
専門家からの異論も多く、真の原因究明は未だなされていないといえます。
元日航パイロットの藤田 日出男さんもその一人で、様々な嫌がらせや圧力にも屈することなく、
事故原因の究明に努めて来られました。
「あきらめないです。
あきらめたら終わりですよ、何事も。
だから死ぬまでずっと
やってるんじゃないですか。こんなこと(真相究明)。」
2005年の特別番組インタビューで藤田さんはこう仰っていました。
当時も今も非常に共感出来る言葉、シーンです。(放映ドラマでは竹中直人が演じました。)
実は昨年、藤田さんに直接お会いしてみようと一念発起し、調べてみたところ、
藤田さんは既に2008年、お亡くなりになられていました。
2005年にどうして決意し実行しなかったのかと、とても悔みました。まさに機会損失ですね。
今でも疲れて弱気になった時は、この番組の録画と藤田さんのインタビューシーンを見て、
心を奮い立たせています。
暑さはまだまだ続きそうで、体力的にも消耗しそうですが、
強い意志と精神だけは持ち続け、何事に対してもあきらめずに頑張っていきたいと思います。
高木