ベッドを買い換えることにしました。
今のベッドは2年前に通販にて15,000円くらいで購入したものですが、ソファベッドということもあってか、どうにも寝心地が悪く、寝起きに腰が痛いこともしばしば。
1日24時間のうち6時間眠っているのであれば、人はベッドの上で人生の1/4も過ごしているということ。今まで重きを置いてこなかった寝具について考え方を改め、快適な睡眠ライフを手に入れるべく高価なベッドの購入に踏み切りました。
・・・といっても通販で3万円ってとこなんですが。
さて、店頭販売と異なり通販での購入のデメリットは、既存のベッドの処分を自ら行わなくてはならない点です。自治体での処分がリーズナブルなようですが、予約してから実際の引取りまでには数週間を要するようで、そんなに時間を空けては僕のこのベッドに対する熱い想いが風化してしまいかねません。
そこで郵便受けに唸るほど押し込まれている不用品回収のチラシに電話をかけてみることにしました。ソファベッドは結構大きいサイズなので、搬出を手伝ってもらえることも魅力です。
「ソファベッドの回収をお願いしたいのですが」
「ご連絡ありがとうございます。それでは回収スタッフが伺いますのでお見積はその際に提示させていただきます。」
「おおよその料金はいくらくらいでしょう?」
「申し訳ございません。こちらはコールセンターですのでお答えできません。」
「なるほど。でもお金をおろしてこなければならないので、誤差があっても構いませんから、大体の相場を教えてくれませんか?」
「申し訳ございません。お答えできません。お見積が納得の行く金額でない場合、お断りいただいて結構ですので。」
「でも来てもらってから金額が合わなかった場合、お互いの時間が無駄じゃないですか。」
「申し訳ございません。お答えできません。」
なんだこりゃ。
コールセンターとは斯くも話しが通じないものか。
諦めて受話器を置き、今度は街のリサイクルショップに電話してみました。
気の良い店主らしき人の応対で、今度は教えてくれそうな雰囲気です。
無論、自治体の金額の数倍かかることくらいは予想済みでした。世田谷区のソファベッド回収料金は1,600円だったので、その3倍・・・いや、4倍くらいは覚悟しよう。
「ソファベッドのセミダブルサイズであれば20,000円です。」
ですよね!
廃品回収の相場はとんでもないことになっていたのですね。15,000円のベッドを20,000円で引き取ってもらうなど狂気の沙汰でしょう。
泣きながら受話器を置き、大人しく世田谷区で予約登録を済ませました。
結局気持ちが風化する事もなく、買い替えをを無事終えられたのでオチも何もないのですが、後にネットで調べたところ、粗大ごみ・不要品回収業者をめぐる相談件数が近年急増しているらしいです。チラシや軽トラックで「見積もり無料」「無料で回収」と呼びかけ、回収後に高額料金を請求。100万円以上請求された事例もあるとのこと。
それならコールセンターの頑なな態度も納得。一昔前の
竿竹商法と酷似した手口ですね。
まあ、しかし昔から不思議なのですが、この手の人に喜ばれない仕事を職業にしている人達って生き甲斐を感じられるんですかねえ・・・
板橋
